2026年1月号

M.デンタルクリニックからの 健康・栄養便り

「新しい年を健やかな歯で迎えましょう」

お正月と歯の健康

お正月はお餅やおせち料理など、噛み応えのある食べ物を楽しむ機会が増えます。特にお餅は粘着性が強く、詰め物や被せ物が外れる原因になることがあります。食べる際は小さく切り、ゆっくり噛むようにしましょう。


旬の食材で歯を守る!?

お正月はお餅やおせち料理など、噛み応えのある食べ物を楽しむ機会が増えます。特にお餅は粘着性が強く、詰め物や被せ物が外れる原因になることがあります。食べる際は小さく切り、ゆっくり噛むようにしましょう。

※※旬の食材で歯を守る!?※※

注意点 理由 どうしたらいい?
だらだら食べを避ける 口腔内の酸性状態が長く続くと歯が弱くなる みかんはまとめて食べて、間食は控える
食後すぐの歯磨きは避ける 酸で柔らかくなったはを傷つける恐れあり 食後30分ほどは待ってから歯磨きをする
水やお茶で口をすすぐ 酸を洗い出し、中和を助ける みかんを食べた後に軽くうがい
フッ素入り歯磨き粉を使用 エナメル質を強化し 再石灰化を促進 毎日のブラッシングに取り入れる
よく噛む習慣をつける 唾液分泌を促し 口腔内を清潔に保つ 旬の野菜をサラダや煮物にしてよく噛んで食べる

ビタミンCは歯茎の健康維持に大きく役立ちます。コラーゲン合成を助け、抗酸化作用で炎症を抑え、免疫力を高めるため歯周病予防に有効です。

歯と体の健康を守る一年にしましょう!

新しい年の始まりは、健康習慣を見直す良い機会です。
今年の目標に「歯科検診を年2回受ける」ことを加えてみませんか?
定期的なチェックで虫歯や歯周病を早期に防ぐことができます。

また、歯ブラシは1ヶ月を目安に交換しましょう。
毛先が開いたままでは汚れが落ちにくく、歯茎にも負担がかかります。

食生活も大切です。旬の野菜や果物を取り入れ、よく噛んで唾液を増やすことで、口腔内を清潔に保ち、全身の免疫力も高められます。

≪1月の行事食と歯の健康≫

七草がゆ:1月7日

七草がゆは胃腸を休めるだけでなく、柔らかく煮た野菜で噛みやすく、歯が弱い方にも食べやすい料理です。

 

草の名前 意味・由来 特徴
セリ 「競り勝つ」=勝負運や願い成就 香りが良く食欲増進に役立つ
ナズナ 無病息災を祈る 別名ぺんぺん草、薬草として利用
ゴギョウ 仏の姿を表す縁起物 ハハコグサ、咳止めに使われた
ハコベラ 「繁栄」を祈る ビタミン豊富、古くは薬草や歯磨き粉に利用
ホトケノザ 身体の安定を願う コオニタビラコ、葉の形が仏の座布団に似る
スズナ 「神を呼ぶ鈴」 消化を助ける、冬の栄養補給に役出つ
スズシロ 「清白」=清らかさの象徴 胃腸に優しく、消化促進効果

 

七草がゆの意味:

無病息災:一年の健康を願う
胃腸を休める:お正月のごちそうで疲れた胃をいたわる
若菜の生命力を取り入れる:新春に芽吹く草の力を食べて元気を得る

《冬の食卓と口腔の健康》

寒さに負けない!冬の食材で口腔ケア
1月は寒さが厳しく、体調を崩しやすい季節です。
乾燥による口腔内のトラブルも増えるため、栄養面からのサポートが大切です。
冬の旬食材には、免疫力も高め、口腔の健康を守る栄養素が豊富に含まれています。

 

 おすすめ 食材  主な栄養素  口腔絵の効果  食べ方の工夫
 にんじん・ごぼう  食物繊維・βカロテン  よく噛むことで唾液分泌UP、歯茎の健康維持  煮物やきんぴらで噛みごたえを活かす
 みかん・ゆず  煮物やきんぴらで噛みごたえを活かす 歯茎の出血予防、唾液の分泌促進 薄皮を除いて刻むと乳幼児や高齢者も食べやすい
 白菜・小松菜  カルシウム・ビタミンK  歯や骨の強化、歯周病予防  スープや煮浸しでやわらかく調理
 鮭・ぶり  ビタミンD・EPA/DHA  骨の健康、抗炎症作用で歯茎を守る  茶碗蒸しや混ぜご飯にして食べやすく
 小豆・餅(行事食) ポリフェノール・糖質 口腔乾燥対策・エネルギー補給 餅は小さく切って加熱、誤飲に注意